ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.2.12 03:44ゴー宣道場

第46回「ゴー宣道場」アンケート回答2


◆「安倍以外に誰がいる?」と言っている人へは

「安倍以外なら誰でもいいよ!今以上に悪くはならない」

とすら思うのですが、田村氏のお話を伺っていると、

政治家ですら付和雷同して、物事の本質をきちんと見よう

としていないというか、覚悟がなさすぎると思いました。

ある意味、山本太郎の方が、政治家としての本質を

備えていると思います。

(埼玉県・45歳女性・パート)

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国会での「対テロ決議」に全員賛成する中、山本太郎だけが

退席したと聞いているが、わしは詳細を知らないので

何とも言えない。

ただ、全会一致で「対テロ決議」というのは、

大政翼賛会でしょう。

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◆田村謙治元代議士の話をもっと聞きたかったですが、

立場上難しいのかなと思います。

それでも、世間の空気の中、ここに来て壇上に立つ事は

とても勇気がいる事と思いますし、信念がある方だと

思うので頑張って頂きたいです。

(東京都・38歳男性・会社員)

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政治家は個人として行動できないからな。

田村氏がどんな政治家に育つか、見守っていこうと

思っている。

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◆色々ありましたけど、やっぱりゲストをどんどん登場

させてほしいです。

多方面からのゲストの参加で、この空間は閉じられたもの

ではないということがアピールできるような気がします。

「道場」の中だけでなく、「ネット動画」でも多方面の

方々との対談などがあればとても嬉しいです。

(埼玉県・44歳男性・予備校講師)

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まず、出てくれる?

わし自身への偏見は相変わらず大きいのだよ。

言論人は右派か左派しかいないし、ポジショントーク

しかしない人ばかりだよ。

前回のように支離滅裂なゲストだったら、

2か月に一回の「ゴー宣道場」が無駄になるよ。

そしてギャラは? 50万、100万の人は呼べないよ。

問題は多々あります。

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◆『戦争論』を読んでから17年経って、この国の言語空間は

すっかり変わりました。

私の会社の労働組合は旧態依然たるサヨク組合で、

17年前は組合員にも易くに反対デモ等の動員があり、

私のようにSAPIOを読んだりしている者は「反動分子」

「危険分子」と見られました。

ところが安倍政権になると大政翼賛会のようにネトウヨ的

言動をする人が増えてきました。

どちらも当事者意識がなく、空気に流されてしまう

怖さを感じます。

やはり、思考停止してはいけないと改めて感じました。

(東京都・40歳男性・会社員)

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その通りです。考えさせる場所がないんです。

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◆正しいことを知りました。それでも他者を説得するのは

意見と同様、もしかしたらそれ以上に自分の人格が魅力的で

なければいけません。まずはそれでも理想をあきらめない。

自分の魂(感情をこえた心)を守りたいと思いながら聞きました。

(東京都・42歳男性・音楽制作業)

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真摯な態度だと思います。

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◆小林師範の「首相だったらこういえるだろう」という

スピーチに感動しました。

小手先のテクニックや交渉ではなにも解決しない、

やはり正直に、真正面から挑まなくては人は動かない。

世界も動かない。

最後の質問のお父さんの言葉に共感しました。

私は6才の長男がおりますが、1?2歳のころは、

どこか子供も「他人事」のように「自衛隊員になって

国のために生きろ」なんて思っていましたが、

6才になり、6才なりの人格も育ってくると、

「自衛隊員になれ」なんて、とくに現状では思えなく

なりました。

こいつが20才になったら…なんて想像したら胸が

熱くなりました。

(埼玉県・41歳男性・介護リハビリ)

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娘と一緒に来てくれていて、実感のこもった質問で、

あれは良かったな。

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1970年生まれ?のお父さんと娘さんの言葉にじーんと

しました。

その親子さんの小林先生のお答えに心打たれました。

私は上手に言葉で表現できませんが、皆さんのお話がきけて、

勉強できて、いろいろ考えさせられました。

参加できてよかったです。質疑応答、もっとききたいです。

(東京都・34歳女性・医療関係)

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次回はもっと質疑応答を増やそうかな?

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◆小林先生の「日常に埋没していたら、いつの間にか

思考停止し、気が付いたら誰も止められない戦争に

なってしまう。

そうならない為に、ここで皆で議論をしている。

だから、怖がらずに次回も参加して下さいね」と若い

お嬢さんに優しくお話しされているのが、微笑ましく

印象的でした。

こんなに優しい人があんなに恐い漫画を描くなんて、面白い。

(神奈川県・29歳男性・システムエンジニア)

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漫画はやっぱり恐いんだな?

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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